ソニー損害保険株式会社の調査で、2023年中全国で最も無駄遣いが多かったと感じているのは九州地方の人だったそうです。九州地方の人の月平均無駄遣い額は21917円と、なかなかの金額。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65f91ad7e4b0defe9b2812a8
福岡県の人々にとったアンケートによると、家計の支出で押さえたい第一位は「外食費」だったとの事。
福岡と言えば、食の都のイメージがあります。やはり地元の人々と言えども、その誘惑には負けてしまうものなのですね。
人々の消費気質の特徴
日本国内の地方の別による家計消費にはいくつか特徴があります。
- 食生活から垣間見える土地柄:
- 消費者の食生活は土地柄によって特徴が表れます。例えば、都道府県別の結果から、代表的な品目を取り上げてみましょう。
- 富山市では、「ぶり」の支出金額が全国一で、年間1世帯当たりの支出金額は約6,763円で、全国平均(2,919円)の約2.3倍となっています。富山市は富山湾で冬に捕れる寒ぶりが県を代表する魚となっています。
- 千葉市では、「トマト」の支出金額が全国一で、年間1世帯当たりの支出金額は約10,905円で、全国平均(8,041円)の約1.4倍となっています。千葉県は農業が盛んであり、トマトの生産量も全国で上位に入っています。
- 松山市では、「他の柑きつ類」の支出金額が全国一で、年間1世帯当たりの支出金額は約6,439円で、全国平均(2,347円)の約2.7倍となっています。愛媛県は柑きつ類を作るための良い環境に恵まれています。
- 最近の特徴的な支出:
- 2022年の消費支出は実質1.2%の増加となり、2年連続の増加です。特にネットショッピング支出が増加しています。
- 2022年の月別動きでは、内食需要の縮小や行動制限の影響を受けて、一部の支出は減少していますが、外出した人が増加したことで「教養娯楽サービス」などが増加した月もありました。
無駄遣いを防ぐテクニックはある?ない?
ついつい買いを防ぐには
「ついつい買い」を防ぐためにいくつかの方法があります。
- 待ち続ける:
- 欲しいものを購入する前に、少し待つことで意志力を試し、冷静に判断できるようになります。100ドル以上のものを買う際は、1週間以上待つことを試してみてください。
- 「機会費用」に集中する:
- 目標を持つと、衝動買いを防ぐことができます。目標に向かってお金を使うことを意識しましょう。
- 戦略的に散財する:
- 節約を始めた際に、自分の意志力を過信しないようにしましょう。計画的にお金を使うことで、衝動買いを防げます。これらの方法を試してみて、無駄な買い物を減らし、賢くお金を使えるようにしましょう。