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STEAMで指導者が注目している事象のトップに挙げられるのはこれだ!

今、教育メディア界で最先端の話題といえば、STEAM教育でしょう。今回はこの新たな教育の概念について掘り下げていきます。

STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念です。

STEAM教育は、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。

では、STEAM教育に関心を持つ指導者が注目している事象のトップに挙げられるのは何でしょうか?ここでは、以下の3つの事象を紹介します。

STEAM教育の実践事例の共有と学び合い

STEAM教育は、分野横断的な学びを促進するために、教科等の枠を超えた協働や連携が必要です。そのため、指導者は、自分の学校や地域だけでなく、全国や海外のさまざまな実践事例を参考にしたり、自分の実践を発信したりすることで、学び合いの機会を増やしています。

例えば、STEAM JAPANや『未来の教室』とEdTech研究会STEAM検討ワーキンググループなどのプラットフォームやネットワークを活用して、STEAM教育の理念や方法、成果や課題などを共有しています。

STEAM教育の評価方法の検討と改善

STEAM教育は、知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。そのため、指導者は、従来の教科等の評価方法だけでなく、STEAM教育に特有の評価方法を検討し、改善しています。例えば、学習者のプロセスやアウトプット、反省や振り返りなどをポートフォリオやラバーリングなどの方法で可視化し、自己評価や相互評価、外部評価などを行っています。また、STEAM教育の評価に関する研究や研修も行われています。

STEAM教育の社会的な意義と影響の認識と発信

STEAM教育は、社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからのAI時代、この5つの領域の理解と学びを具体化する能力がますます必要となってきます²。そのため、指導者は、STEAM教育の社会的な意義と影響を認識し、発信しています。例えば、STEAM教育がどのように社会課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献できるか、STEAM教育がどのように学習者の将来のキャリアやライフスタイルに影響を与えるか、STEAM教育がどのように学習者の多様性や個性を尊重し、自己実現を支援するかなどを、様々なメディアやイベントなどで伝えています。

以上が、STEAM教育に関心を持つ指導者が注目している事象のトップに挙げられるものです。

STEAM教育は、まだ発展途上の教育理念であり、実践や研究の幅は広がっています。

指導者は、自分の学びや実践を継続的に振り返り、改善し、共有することで、STEAM教育の可能性を広げていくことができるでしょう。

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