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外国で有名な日本人は誰?一位は納得の「天皇陛下」!では、第二位は?!

公益財団法人新聞通信調査会が、「諸外国における対日メディア世論調査」を行い、外国人が知っている日本人のランキングを公表しました。

https://www.crs.or.jp/backno/No695/6951.htm

これによると、第一位は天皇陛下。

第二位以降は、国によってかなりのばらつきがあるという結果となりました。

しかし、そんな中でも米国、イギリス、フランスの三か国いずれのトップテンにも入っている日本人がいます。

それは、オノ・ヨーコさんと、黒澤明さんです。

オノ・ヨーコさんは国を問わず有名な日本人!


小野洋子:アーティスト、平和活動家、そして伝説のミューズ

小野洋子さんは、1933年2月18日に東京で生まれた多才なマルチメディアアーティストです。彼女の作品は、音楽、パフォーマンスアート、映画製作に及び、前衛芸術の世界で高く評価されています。

彼女は1952年に家族と共にニューヨークへ移住し、60年代初頭からニューヨークのダウンタウンアーティストシーンに関わり、フルクサスグループの一員として活動を始めました。1969年にビートルズのジョン・レノンと結婚し、以降は彼と共に音楽活動を行い、平和を訴える様々なパフォーマンスを展開しました。

小野さんは、1980年にリリースされたジョン・レノンとのコラボレーションアルバム「Double Fantasy」で商業的にも批評的にも成功を収め、グラミー賞を受賞しました。また、ダンスチャートで12回ものナンバーワンヒットを記録し、ビルボード誌によって史上11番目に成功したダンスクラブアーティストとして名を連ねています。

アーティストとしての彼女の影響は計り知れず、エルヴィス・コステロやB-52’s、ソニック・ユース、メレディス・モンクなど多くのミュージシャンが彼女を称賛しています。ジョン・レノンの未亡人として、彼の遺産を守るためにも尽力しており、マンハッタンのセントラルパークにあるストロベリーフィールズ記念碑、アイスランドのイマジン・ピース・タワー、そして閉館した埼玉のジョン・レノンミュージアムなどを資金提供しています。

彼女の平和への貢献は、2002年に始まったレノンオノ平和賞の創設や、2012年に受賞したライナー・ヒルデブラント人権賞など、多岐にわたります。また、芸術、平和、日本やフィリピンの災害救助など、様々な原因への寛大な寄付で知られています。

小野洋子さんは、アーティストとして、また人間として、私たちの世界に多大な影響を与え続けています。彼女の生き方は、多くの人々にインスピレーションを与え、平和と芸術の力を信じさせてくれるのです。


このコラムが小野洋子さんの素晴らしい功績と影響力を少しでも感じていただけるきっかけになれば幸いです。

黒澤明監督とはこんな人物

黒澤明(くろさわ あきら、1910年3月23日 – 1998年9月6日)は、日本の映画監督、脚本家、映画プロデューサーです。第二次世界大戦後の日本映画を代表する監督として、国際的にも高い評価を受けています。彼の作品は、ダイナミックな映像表現と劇的な物語構成、ヒューマニズムを基調としたテーマで知られており、『羅生門』(1950年)、『七人の侍』(1954年)、『用心棒』(1961年)など、多くの名作を残しました。また、アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、世界中の映画製作者に影響を与えた功績が認められています。

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