https://www.jda.or.jp/jda/release/cimg/2022/DentalMedicalAwarenessSurvey_R4.pdf
公益社団法人日本歯科医師会(所在地:東京都千代田区、会長:堀 憲郎)は、全国の15歳〜79歳の男女1万人を対象に、「歯科医療に関する一般生活者意識調査」を実施しました。
様々な興味深い意識調査結果が発表されています。その中で、今後、歯科健診の充実に向けて、歯科健診受診意向が高まると思う方策について聞いたところ、「無料であれば」(52.6%)が最も多く、現在地方自治体などで行われている無料のがん検診のような形で、歯科検診が行われるようになれば、さらに多くの人が定期的な歯科検診を受けるようになりそうです。
定期的な歯科検診の重要性
健康な生活を送る上で、歯と口腔の健康は非常に重要です。定期的に歯科検診を受けることには、多くのメリットがあります。
早期発見・早期治療
まず、定期検診は虫歯や歯周病などの口腔疾患を早期に発見し、治療することができます。初期の段階では自覚症状がないことも多く、放置してしまうと症状が進行してしまいます。早期に対処することで、より簡単かつ低コストで治療を受けることが可能になります。
予防ケア
また、歯科検診では、ブラッシングの指導やフッ素塗布など、予防ケアも行われます。これにより、虫歯や歯周病を未然に防ぐことができ、長期的な口腔健康を維持することにつながります。
全身健康への影響
口腔内の健康は全身の健康にも影響を及ぼします。例えば、歯周病は心臓病や糖尿病などのリスクを高めることが知られています。定期的な検診により、これらのリスクを低減することができます。
美しい笑顔の維持
健康な歯は、美しい笑顔を保つためにも不可欠です。定期的なクリーニングにより、歯のホワイトニング効果も期待でき、自信を持って笑顔を見せることができます。
以上のように、定期的な歯科検診は、口腔内だけでなく、全身の健康維持にも寄与し、生活の質を高めるためにも重要な役割を果たします。年に1〜2回の検診を心がけ、健康な毎日を送りましょう。