ソフトバンクグループ企業であるアイティメディア株式会社が運営するブログ、「ねとらぼ」が2023年8月に行った調査によると、【納豆がおいしいと思う都道府県】No.1に選ばれたのは”茨城県”でした!
茨城県水戸市が納豆で有名なのはどうして?
水戸市が納豆で有名な理由は、古くから納豆の歴史が根付いているためです。以下にその詳細を説明します。
- 納豆の歴史:
- 平安時代の1038年に、将軍源義家が水戸市の渡里町で軍勢と宿泊していた際、家来が残っていた煮豆を藁で包んで馬の背中に積んでいたところ、馬の体温で発酵して糸を引く煮豆になりました。
- 家来たちはその糸引き納豆を味見し、美味しいと感じたため、将軍源義家にも味見をしてもらいました。将軍の褒め言葉により、近隣の農家に広まり、「納豆」と呼ばれるようになりました。
- その後、約600年近く後の1657年には、水戸黄門こと徳川光圀が、備蓄の食料として、納豆を積極的に作るように水戸藩に勧めました。
- 天狗納豆の元祖:
- 水戸納豆の始まりは、天狗納豆の創始者である笹沼清左衛門さんによります。彼は1884年に納豆の商品化を思いつき、独自の製法で糸引き納豆を成功させました。
- 水戸納豆の特徴:
- 水戸納豆は小粒の大豆を使用しており、ご飯に合うことから人気です。
- 香ばしい香り、強い粘り、歯ごたえの良さ、藁納豆の藁の香りなどが特徴です。
- 茨城県では「そぼろ納豆」もよく食べられ、切り干し大根を入れてあらかじめ醤油で味付けされています。
- 納豆の健康効果:
- 腸内環境を整え、便秘解消効果のある食物繊維が含まれています。
- 骨を丈夫にするためのカルシウム、皮膚の老化を防ぐ効果のあるビタミンE、抗がん作用効果のあるイソフラボンなども含まれています。
水戸納豆は、その歴史と特徴から、茨城県を代表する名産品となっています。
試してみて!変わりダネ 納豆の味わい
- ラー油:
- 少量の醤油とラー油をかけると、辛さが加わりご飯が進む味わいになります。
- オリーブオイル:
- オリーブオイルを加えると、和の食材である納豆が洋食テイストに変わります。塩を少し加えるとさらに美味しくなります。
- 酢:
- 酢を加えると、納豆がフワフワになり、糸も切れやすくなります。
- めんつゆ:
- めんつゆを使うと、出汁の風味が増し、甘じょっぱい味わいになります。
- キムチのタレ:
- キムチのタレを使うと、旨味と辛さが加わり、味わい深くなります。
- 焼肉のタレ:
- 味が濃くなり、ご飯に非常に合います。
- 塩だれ+ネギ:
- あっさりしていますが、クセになる美味しさです。
- ゴマドレッシング:
- こってりしていて、納豆に深みを与えます。
- イタリアンドレッシング:
- 酸味があり、納豆の美味しさがアップします。
- 青じそドレッシング:
- さっぱりしていて食べやすくなります。
- ケチャップ:
- 意外と美味しい組み合わせです。
- バター:
- 洋風の納豆にして、トーストとの相性も良くなります。